タイトル通り、今更ですが少し前にようやく「鬼滅の刃」の漫画&アニメ&映画を一気に制覇し、結果あっという間にハマりました。映画は2回見たし、毎日ビクッリマンチョコ(鬼滅コラボのやつ)食べてシール集めてるし、自分でも若干引いてます。因みに私は伊之助と煉獄さんが好き…✨
韓国では「귀멸의 칼날」というタイトルで現地でもめちゃくちゃ人気があり、先月、1月27日から韓国での映画公開も始まったところ。映画公開前には一時期、現地でパクリ疑惑(?)のある作品が登場したり、主人公・炭次郎の耳飾りの柄が物議をかもす等、色々な意味で話題でした。
元々日本のアニメや漫画は韓国でも人気が高く、私の周りにも日本のアニメが大好きという子が何人かいます。SNSを見ていても、鬼滅について呟く韓国人の方がいっぱい。特に映画が公開されてからは、そのレビュー動画もYouTubeでめちゃめちゃ上がってますねー。考えてみれば、家族や先輩後輩・仲間との絆を描くシーンが多い鬼滅は、韓国の方にも受入れ易い要素があるのかもしれません。韓国のドラマや映画って、結構悲しい偶然が重なったり、すれ違い連発とかもよくあると思うんですが、その辺りもちょっと鬼滅要素と通じる物があるのでは…と個人的には思います。炭次郎の耳飾り問題も、若い世代や鬼滅を見ている多くの方からは「作品と歴史問題は別物で、気にしていない」という声が多いようです。「あの耳飾りには、作品内での意味以上の意味はないんだから、わざわざ他の問題と結びつける必要がない」と。日韓で何か問題が起こると、それが全て国民の総意のように報道される事もあるけど、特に文化的な面においては、出来るだけそういった事とは切り離し、純粋に作品を通してお互い楽しめたら、これからの関係にもプラスだよな、と常々思います。
そう言えば、私の韓国人の友達で、子供の頃から日本のアニメとゲームが好き過ぎて、耳で自然と日本語を覚えて話せるようになったという強者が居ます。でも、勉強としては学んだ事がないから一文字も書けないの。なんか不思議ですよね。書けないし読めないけど、聞き取れるし話せる。
日本人だと韓国語はまずハングルから!って人が大半なので、完全に赤ちゃんと同じステップで日本語をマスターしたのは、単純にすげー…って思った覚えがあるんですが、要はその位日本アニメが身近であり親しんでいた、というのがよく分かります。
映画はコロナの影響で一度公開延期になっていましたが、ようやく先月から映画館で公開スタート!「귀멸의 칼날~무한열차편(鬼滅の刃~無限列車篇~)」‼! 韓国のみなさんも炭次朗や煉獄さんと共に熱く心を燃やしてるわけですね…!
韓国では字幕公開。個人的に気になっていたのは、翻訳はどんな感じかな…という点。作品自体が大正時代を舞台にしているだけあって、現代の日常生活では使わないような表現や、主人公達が繰り出す技の名前が、どんな風に韓国語に翻訳されているかに興味があります。韓国では漢字由来の言葉が多くあるので、鬼滅に出て来る技の名前なんかは、漢字からそのまま直訳されているみたいですけどね。私は日本の漫画を現地の韓国語版で買って、勉強がてら読む事もあるんですが、日本で買うと現地の2~3倍金額が高いんですよ。早く現地で韓国語版の鬼滅買いたいなー。